残響と聞き取りづらさ
公開日:
:
最終更新日:2014/01/17
補聴器の基礎知識
会議などでの発言が聞き取りづらい原因の一つに音の反射と残響があります。
耳の近くで話をしている時は音が直接耳に届きますが、会議などで離れている場所からの音は直接届く音以外に周囲の壁などで反射してきた音もほぼ同時に耳に届いてしまいます。反射した音はその過程で歪んでしまいますので、本来の音とは異なった音が耳に届くことになります。そのため、聞き取りづらくなるのです。
また、反射があちこちで起こることで音が残響として残ってしまいます。残響の長い場所では音が響いてしまうために聞き取りにくくなります。日常会話では残響が少ないほうが聞き取りやすくなりますから、会議室には吸音材を入れたり床をカーペットにするなど、残響が残らないように工夫する必要があります。
補聴器に迷ったら!
関連記事
-
-
新生児聴覚スクリーニング
子供の難聴には先天性のものと後天性のものがありますが、高度難聴の多くは先天性のものです。先天性難聴と
-
-
補装具費支給制度(東京都心身障害者福祉センター)
東京都心身障害者福祉センターの補聴器の支給制度についてです。 補装具支給制度 東京都福祉保健局
-
-
補聴器を長持ちさせるコツ
●乾いた布で汚れを拭き取る 補聴器の汚れは乾いた布で拭いてください。また、水で濡れた時も、すぐに拭い
補聴器に迷ったら!
- PREV
- 補聴器を使いはじめの時の注意点
- NEXT
- みみ太郎の新製品が出ました!