外耳道レシーバー補聴器(RIC)
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最終更新日:2014/01/17
補聴器の基礎知識
RICとは、Receiver in the canalの頭文字をとったもので、日本では「外耳道レシーバー」や「カナルレシーバー」などと読んでいる場合もあります。
今までの耳掛け型補聴器のスピーカーは補聴器本体に組み込まれていましたが、このRICではスピーカーが耳の中にじかに置かれ、音は補聴器本体ではなく耳の中で出ます。
このようにスピーカーが補聴器本体から分離され、耳に直接置くために、本体を小さくすることができるのです。そのため、補聴器を装着していてもあまり目立ちません。
また、従来の補聴器と比べてチューブでの共鳴がなくなり、滑らかな音になります。またスピーカーが鼓膜に近いところに置かれる分高い音が出やすく音質も良くなります。
RIC型補聴器にはオープンタイプと密閉型補聴器とがあります。オープンタイプは軽度~中度の難聴、耳栓を変えてある程度密閉して使用することで中程度~高度の難聴にも対応可能です。
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