補聴器に慣れること
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最終更新日:2014/01/16
補聴器の基礎知識
補聴器をつけるようになると、会話が聞こえるだけでなくこれまで聞こえなかったいろいろな音もいっしょに聞こえるようになります。
長時間使用していると頭痛や疲労を感じることもあります。
無理せず、徐々に慣れていくことで不快感を覚えずに使いこなせるようになります。
・まずは静かなところでの使用に慣れてから
はじめは装着すること自体に違和感を感じる場合もあるでしょう。そんなときは、スイッチを切った状態で耳につけ、装置に慣れることから始めるとよいでしょう。
・1対1の会話に慣れる
室内で、家族や友人などと向かい合って話し、会話に慣れます。
・自分の声に慣れる
補聴器を使用すると、自分の声の聞こえ方も違ってきます。静かな部屋で本を音読するなどして、まずは自分自身の声に慣れましょう。
・テレビやラジオの音に慣れる
ニュースなど、はっきりした話し方をする番組から聞くようにするとよいでしょう。
・日常生活での使用
いろいろな音がする中で、必要な言葉や音を聞き取れるようになれば、生活の幅はぐっと広がります。
※補聴器は状況に応じてつけたりはずしたりして構いません。
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