補聴器の耐水性・防水性の指標
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最終更新日:2014/01/17
補聴器の基礎知識
最近の補聴器には耐水性或いは防水性を持った物が多くなって来ました。
とはいえ、その耐水性・防水性の性能は様々です。
そうした耐水性・防水性には一定の指標があります。
保護等級(IP)についてはIEC(国際電気標準会議)・JIS(日本工業規格)等で定められています。
その中の防水等級は以下のように分けられています。
第2特性数字 意味
0・・・・ 無保護
1・・・・ 垂直に滴下する水に対して保護
2・・・・ 15°以内で傾斜しても垂直に滴下する水に対して保護
3・・・・ 散水に対して保護
4・・・・ 水の飛まつに対して保護
5・・・・ 噴流に対して保護
6・・・・ 暴噴・流に対して保護
7・・・・ 水に沈めても影響がないように保護
8・・・・ 潜水状態での使用に対して保護
これによると、シャワーでの使用はレベル4以上、プールでの使用はレベル7以上の性能があったほうが良いようです。
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