難聴と身体障害者福祉法による聴覚障害者
公開日:
:
最終更新日:2014/01/29
補聴器の基礎知識
補聴器への補助金を得るには、まず聴覚障害者としての認定を受け、身体障害者手帳を持っている必要があります。
難聴の程度については、以下のように規定されています。
【2級】
両耳の聴力レベルがそれぞれ100dB以上のもの(両耳全ろう)
【3級】
両耳の聴力レベルが90dB以上のもの(耳介に接しなければ大声語を理解し得ないもの)
【4級】
1. 両耳の聴力レベルが80dB以上のもの(耳介に接しなければ話声語を理解し得ないもの)
2. 両耳による普通話声の最良の語音明瞭度が50%以下のもの
【6級】
1. 両耳の聴力レベルが70dB以上のもの(40cm以上の距離で発声された会話語を理解し得ないもの)
2. 一側耳の聴力レベルが90dB以上、他耳の聴力レベルが50dB以上のもの
(補足)
1. 同一の等級について二つの重複する障害がある場合は、1級上の級とする。ただし、二つの重複する障害が特に本表中に指定されているものは、該当等級とする。
2. 異なる等級について二つ以上の重複する障害がある場合については障害の程度を勘案して、当該等級より上の級とすることができる。
身体障害者福祉法についてはこちらのページに全文が記載されています。
東京都心身障害者福祉センターにある「身体障害者と身体障害認定基準について」はこちらのサイトをご覧ください。
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