人工内耳
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最終更新日:2014/01/17
補聴器の選び方
難聴の大半、なかでも感音性難聴は、内耳の働きが悪くなることで起こるものですが、人工内耳はその働きの悪くなった内耳に電極を埋め込み、微弱電流をとおすことで耳の神経を直接刺激して、音が聞こえるようにするものです。
ちょうど、心臓の悪い人がペースメーカーを埋め込んでいるのを耳に置き換えたものと考えるとよいでしょう。
現在日本では約6000人、全世界では17万人ほどの方が人工内耳の埋め込みを受けています。
人工内耳も技術の発展によりとても聴こえが良くなって来ましたが、それでも手術をして埋め込んだ当初は人の話し声がアヒルの鳴き声のように聴こえたり、本来の音とは異なった聴こえになったりしてしまいますが、リハビリをして慣れてくると自然の音に聴こえるようになります。
聴こえの程度は個人差がありますが、適応となる90デシベル以上の難聴の場合は、補聴器に頼るより人工内耳を埋め込んだほうが聴こえがずっとよくなると言われています。
人工内耳は原則として手術、人工内耳の機器、リハビリ、また機器の故障についても医療保険がききます。ですから、費用的には意外とかかりません。ただし手術には適用基準が設けられていますから、詳しくは医療機関で相談してみてください。
補聴器に迷ったら!
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